しばらく図書準備室で眠っていた、お母さんたち手作りの絵と、紙の人形と、
秋田弁に翻訳(?)した台本が、あまりに素敵なので、
12月の「エルマーのへや」では、かさじぞうのおはなし会をしました。
視聴覚室に暗幕をつるしてスクリーンにプロジェクターで投影。
太鼓と鈴の音ではじまりはじまり。
人形が動きはじめると、お話の世界に引き込まれます。
おじいさんはお正月の食べ物を用意しようと 夜なべで編んだ傘をもって町へでかけました |
おじいさんは傘を売り歩きますが ひとつも売れません |
雪が降りだし、 おじいさんは寒そうなお地蔵さんに 傘をかぶせてあげました |
「売れなかった傘をぜんぶ お地蔵さんにかぶせてしまったんだよ」 「いいことをしたじゃありませんか」 |
夜中にどさっと音がして、外に出てみると 米や酒やお正月のごちそうが! |
秋田弁のかさじぞうは、味わい深いお話でした |
かさじぞうのおじいさんとおばあさんのように、
良いお年をお迎えください。