す三小放課後子ども教室では、教育活動サポーター(昨年度までは安全管理員)の研修をしています。
毎年、各教室ごとに避難訓練をしていますが、今年度はおう吐した児童の対応について、講習も実施しています。
昨年度嘔吐対応したサポーターより実演・研修の様子その1 |
昨年度嘔吐対応したサポーターより実演・研修の様子その2 |
おう吐した児童の対応手順
- 教育活動サポーターが手分けして動く
- 児童の身体を拭く人 ペーパータオルで身体を拭いて、そばにいてあげる
- おう吐物を新聞で覆う人 窓を開けて換気する
- 保護者に電話する人 着替え一式(靴下も)を持って、迎えに来てもらう
- 放課後子ども教室コーディネーター(甲斐)に連絡
コーディネーター不在の場合は学校に連絡
- 保護者のお手伝いの方に、他の児童の誘導をたのむ
- 教室終了の時間が近いなら・・・少し早めに下校させる
- 時間がたっぷり残っていたら・・・廊下で待機させ、甲斐さんの指示で荷物を持って教室を移動する
- 図書準備室に「おう吐用」セットをとりに行く
- 使い捨ての、マスク、エプロン、靴カバーなど必要に応じて着用
- ペットボトル(2リットル)に、ハイターを(ピンクの)キャップ4杯と、口いっぱいまで水を入れて消毒液を作る
- 新聞紙で覆ったおう吐物は、新聞紙の上から、ジャバジャバと消毒液をかけて20分放置する
- 新聞紙やペーパータオルでおう吐物を集めてビニール袋に入れ、ペーパータオルで床などをきれいに拭く
- もう一度新聞紙を広げて、ジャバジャバと消毒液をかける
- 自分たちも新聞紙の消毒液を踏んで、上履きの裏を殺菌する
- 広げた新聞紙を集めてビニール袋に入れ、床などをきれいに拭いて、気になるところには除菌スプレーをする
- ビニール袋は口をしばって、それをまたビニール袋に入れて二重にして固く結び、ウサギ小屋の横に燃えるゴミとして捨てる
- ハンドソープで手を洗う
- 受付のとき、顔色が悪い児童がいたら、保護者に連絡して帰らせるようにする
- 保護者と連絡がつかないときは、汚れた服を本人の体操服に着替えさせ、図書準備室で休ませる
- 保護者と連絡がつかないまま、児童ひとりで家に帰すことはしない
- 脱がせた服はビニール袋に入れて口をしばって保護者にわたす