2014年3月3日月曜日

挑戦の連続(2014)

平成25年度も三小の放課後子ども教室では、いろいろなことに挑戦しました。

①そろばん教室では、塾の先生に講師として関わっていただくことにより検定試験が可能になりました。塾と放課後子ども教室ではシステムが違いますが、先生方にはご理解いただいた上でご指導いただきました。残念ながら今年度でそろばん教室は最後になりますが、今年度参加した児童は級を取得でき、充実した教室でした。

②三小には創立100周年で使ったマーチングの楽器があり、それを利用して教室ができないか、放課後子ども教室立ち上げ時から検討していました。今年度やっと実現し、演技発表までできました。

③マジック教室では、学んだ子どもたちが初めて卒業するので、講師の先生が経営しているお店をお借りして実演させていただきました。この体験を通してマジックを見せるにはトークも大切だと学びました。他の教室でも、プロに習う技術以外にも多くの事を学んでいたと実感しているところです。

④1月には初の「放課後子どもひろば」を開催し、発足から4年間の集大成とさせていただきました。開催できたのは、学校のご理解と、三小放課後子ども教室の方向性が定まらない頃から現在まで運営面で共に苦労してきたスタッフが支えてくれたお陰です。普段は目立たないスタッフにもスポットライトを当てたかったのですが、いかがだったでしょうか。

私事で恐縮ですが、末娘の保護者会のPTA役員選考で、全く役員をやっていなかったため手を挙げました。すると「(放課後子ども教室の仕事があるのだから)しなくていいよ!私たちがやるよ」と、クラスの皆さんにとても温かく声を掛けていただきました。
交通パトロール(三小ちゃんみまもりたい)でも、「毎週水曜日にパトロールするのは大変だろうから交代するよ!」と、近所の方が代わりに行ってくださることがありました。PTA役員など敬遠されるご時世で、このように助けていただく機会があったことに心がほっと和みました。地域の皆さんは、どのような時も三小の子どもたちに無償の愛を注いでくださっています。
私も来年度からは保護者ではなく地域住民の立場になり、同じようにできるのか自信がありませんが頑張ります。

放課後子ども教室でも温かい繋がりができて、子どもが参加する教室に、多くの保護者の方が集う姿も見られるようになりました。すでにみんなの居場所になっていたことを再確認し感謝の1年でした。ありがとうございました。

三小放課後子ども教室 実行委員長  甲斐 圭美